𓃻mehndi

vajra

ベルとヴァジュラ(ドルジェ)は、チベット仏教では最も大切な法具のひとつで、両者を統合して「永遠・不滅の宇宙」を象徴します。ベルは天地を創造する根源的な力を、ヴァジュラは慈悲による秩序をあらわし、ベルとヴァジュラが相互に作用することで、英知と秩序の完全な統合、すなわち『悟り』の状態をもたらすと言われおり、瞑想中にも使用されます。

儀式の時には、右手に金剛杵、左手に金剛鈴を持ちます。金剛杵は男性原理である「方便(他者を救済する力)」・金剛鈴は女性原理の「智恵(真理)」を象徴し、その両方を手にすることは、それらの合一を意味すると考えられています。

ヴァジュラは、古代インドの武器をモチーフの起源とし、諸魔を祓い(はらい)、様々な困難を乗り越えるためのパワーを秘めています。特に、自分の内面に潜む「恐れ」や「ネガティブな感情」、そして「煩悩」を打ち砕くために用いられます。

中央部分に位置している円形のモチーフは、地球、つまりあらゆるものの統合体を表します。そこから左右対象に世界は広がり、蓮の花や女神がモチーフに加えられ、開放そして再生を表しています。そして、「ダイヤモンドの雷」とも呼ばれているヴァジュラは、その全体をもって「不滅」を表現しています。

平和や慈悲とも、また、怒りの象徴ともされるヴァジュラ。ものごとの2面性を一つの統合し、美しい造形として存在するその包容力は、人間が持つ様々な感情を受け止め、さらに「不滅」の魂を宿すことで、私たちに前に進んでいく力を与えてくれます。

ベルは、「ガンター」とも言われる代表的なチベット仏教の密教法具のひとつです。神々が彫り込まれた上部の柄を持ち、チリリンと鈴を鳴らすように軽く振るだけで、その人の祈りはその響きとともに、世界に広がっていくといわれています。また、その音によって、諸魔が去り、場が浄化されるため、チベットのプジャには欠かせない法具とされています。

そのベルの空洞部分は、自分をチベット仏教で言う「空」の状態にする目的でつくられており、ベルの音色は「空」をもたらすといわれています。ベルを上から見下ろすと、曼荼羅アートのような均一かつ繊細な広がりを見ることができます。側面には蓮の花や美しい模様が弧を描くように彩られています。チベットでは瞑想の際に、マンダラや神々の世界と一体化するために、小さなベルにも、そのような世界観が反映されているのです。

ベルの持ち手の神々は細かすぎて今回は違うものを、、目がしょぼしょぼすぎて笑笑

長い時間ありがとう♡

#mehndi#hennaart#hennatattoo

#mehndidesign #henna

#メヘンディ#岐阜

#bodyart#kanann

#bodyartkanann